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MILLET サースフェー 60+20を徒歩キャンプでレビュー|30kg背負っても歩けた、大容量バックパック

それでも徒歩キャンプ用のバックパックとしてMILLETのサースフェー 60+20を選び、2024年1月から使っています。

氷川キャンプ場で実際に使用しているMILLET サースフェー 60+20。徒歩キャンプの道具に加えて食料やビールまで積むと、この日は荷物が約30kgになりました。
氷川キャンプ場で実際に使用しているMILLET サースフェー 60+20。徒歩キャンプの道具に加えて食料やビールまで積むと、この日は荷物が約30kgになりました。

結論:登山をしない僕でも、この登山用バックパックは最高だった

僕は登山をまったくやりません。

それでも徒歩キャンプ用のバックパックとしてMILLETのサースフェー 60+20を選び、2024年1月から使っています。

結論から言うと、かなり気に入っています。

とにかくたくさん入る。外側にもいろいろ付けられる。そして何より、重い荷物を入れたときの背負い心地がいい。

徒歩キャンプでは、テント、寝袋、マット、食料、飲み物などを全部自分で運びます。ビールや食料まで入れた結果、荷物が約30kgになったこともあります。

それでも、このバックパックを背負って氷川キャンプ場の激坂を普通に歩けました。

バックパック本体は軽くありませんし、フレームが大きいので保管時にはかなりかさばります。

それでも「重い荷物を背負って歩く」という一番大事なところでは、僕がこれまで使ったバックパックの中でもかなり気に入っています。

項目製品仕様
商品名MILLET サースフェー 60+20
品番MIS0637
容量60+20L
サイズW34 × H70 × D20cm
重量2,470g
使用開始2024年1月
主な用途2泊以上の徒歩キャンプ、駐車場からサイトまで距離があるキャンプ

徒歩キャンプを始めるために買い替えた

若い頃、僕はバックパッカーとして海外を旅行していました。その頃に使っていたバックパックも残っていましたが、さすがに古くなっていたので、本格的に徒歩キャンプを始めるタイミングで新しいものを買うことにしました。

いろいろ調べた結果、「重い荷物を背負って歩くなら、登山用バックパックがよさそう」という結論になりました。

僕自身は登山をしないので、登山用バックパックを本格的に選んだのはこれが初めてです。そこで選んだのが、MILLET サースフェー 60+20でした。

約30kgでも、背負うと不思議なくらい重さを感じにくい

このバックパックで一番気に入っているところです。

徒歩キャンプでは、軽量化を頑張っていても食料や飲み物を入れると一気に重くなります。あるとき、ビールと食料まで含めて約30kgになりました。さすがに持ち上げると重いです。

でも背負って歩き始めると、僕には数字ほどの重さを感じませんでした。

反対側から見た積載状態。マットなどを外付けしながら、氷川キャンプ場の坂道をこの状態で歩きました。
反対側から見た積載状態。マットなどを外付けしながら、氷川キャンプ場の坂道をこの状態で歩きました。

実際、この状態で氷川キャンプ場のかなり急な坂道も歩いています。

もちろん30kgが軽いわけではありません。それでも、以前に軽量タイプのバックパックへ10kg程度入れて歩いたときより、こちらの方が楽に感じたことすらあります。

体格やフィッティングによって感じ方は変わると思いますが、僕にとっては「バックパックそのものの重さ」より「背負ったときにどう感じるか」の方がずっと重要だと実感しました。

とにかく、かなり入る

徒歩キャンプで大容量はやっぱり便利です。

テント、寝袋、マット、着替え、調理道具、食料。冬ならさらに防寒用品も増えます。僕の場合はそこに飲み物まで加わります。

サースフェー 60+20は、こうした荷物をまとめて持っていける容量があります。

徒歩キャンプを始めた頃は「できるだけ全部バックパックにまとめたい」という気持ちが強かったので、この大きさはかなり安心感がありました。

外側にいろいろ付けられるのが徒歩キャンプで便利

容量だけでなく、僕が便利だと感じているのが外側です。

ストラップや取り付けに使える部分が多く、バックパックの中に入らない物や、すぐ使いたい物を外側へ回せます。

ロッヂ神戸岩で使用したときの積載例。サイドのストラップや外側を使って、バッグやキャンプ道具を追加しています。
ロッヂ神戸岩で使用したときの積載例。サイドのストラップや外側を使って、バッグやキャンプ道具を追加しています。
別角度から見ると、外付けした荷物の多さが分かります。徒歩キャンプでは「本体に入る量」だけでなく、外側を使えることも助かっています。
別角度から見ると、外付けした荷物の多さが分かります。徒歩キャンプでは「本体に入る量」だけでなく、外側を使えることも助かっています。

写真を見ると分かるように、僕はかなりいろいろ付けています。

徒歩キャンプでは「きれいに全部収納する」より、とにかく必要な道具を自分で運べることの方が大事な場面もあります。

そういう使い方では、この自由度がかなり便利です。

逆に、こうしたストラップ類をほとんど使わない人なら、コードやベルトが多くて邪魔に感じるかもしれません。

途中から開けられるのが地味に便利

大容量バックパックで困るのが、「欲しい物が真ん中にある」というときです。

上からしか開けられないと、その上にある荷物をどんどん出すことになります。

サースフェー 60+20は途中から内部へアクセスできるので、僕はこれをかなり便利に感じています。

徒歩キャンプでは荷物が多いだけに、この違いは意外と大きいです。

60Lから必要に応じて容量を増やせる

自宅で撮影したサースフェー 60+20本体。右の黒い小型バックパックは同じMILLETのKULA 30です。サースフェーは徒歩キャンプ用として見るとかなり大きいことが分かります。
自宅で撮影したサースフェー 60+20本体。右の黒い小型バックパックは同じMILLETのKULA 30です。サースフェーは徒歩キャンプ用として見るとかなり大きいことが分かります。

「60+20」という名前の通り、基本容量を使いながら必要に応じて拡張できるのも気に入っています。

荷物が少ないときに、最初から巨大な80Lの箱を背負っている感覚になりにくい。逆に冬装備や長めのキャンプで荷物が増えたときには、余裕を増やせます。

徒歩キャンプは季節や泊数で荷物量がかなり変わるので、この幅は使いやすいです。

背中が暑くなりにくいのも助かる

徒歩キャンプでは、キャンプ場へ着くまで歩き続けます。

大きなバックパックを背負っていると、背中の蒸れもかなり気になります。

サースフェー 60+20は、僕が実際に歩いていて背中が暑くなりにくいと感じています。

背負い心地だけでなく、こういう部分も長く歩くときにはありがたいです。

フレームがあるから扱いやすい。でも、そのフレームが邪魔でもある

このバックパックは荷物を入れた状態で形が安定しやすく、僕は地面に置いたときも扱いやすいと感じています。

ただし、そのしっかりした構造はデメリットにもなります。

とにかく、しまうときにかさばります。小さく畳めるバックパックではありません。

日帰り温泉などへ寄ったときも、普通のロッカーには入らないことがあります。

徒歩キャンプでは非常に頼もしい一方、キャンプ以外の移動まで含めると「でかいな」と感じる場面はあります。

バックパック自体は重い

ここも購入前に知っておいた方がいいと思います。

サースフェー 60+20そのものは、軽量バックパックではありません。持つと普通に重さがあります。

ただ、僕の場合は背負ってしまうと、その本体重量がほとんど気になりません。

むしろ、軽いバックパックに荷物を入れたときより楽に感じることがあります。

なので僕は、徒歩キャンプ用バックパックについては「本体が何gか」だけで選ばなくなりました。

今は1泊より、2泊以上の徒歩キャンプで使うことが多い

使い始めた頃は徒歩キャンプのメインバックパックとして使っていました。

でも今は道具も増えて、キャンプのスタイルによってバックパックを使い分けています。

氷川キャンプ場での実使用状態。大容量なので、今は1泊よりも2泊以上の徒歩キャンプや、駐車場からサイトまで距離があるときに使うことが多いです。
氷川キャンプ場での実使用状態。大容量なので、今は1泊よりも2泊以上の徒歩キャンプや、駐車場からサイトまで距離があるときに使うことが多いです。

現在、サースフェー 60+20を使うことが多いのは、2泊以上の徒歩キャンプです。

もう一つは、車でキャンプ場まで行っても、駐車場からサイトまで少し距離があるとき。

逆に1泊で荷物をかなり減らせるなら、もっと軽くて小さいバックパックを選ぶこともあります。

サースフェーが悪いから使わなくなったのではなく、僕のキャンプ道具が増えて「使い分けるようになった」という方が近いです。

値段は安くない。でも僕は納得している

登山用の大型バックパックなので、気軽に買える価格とは感じませんでした。

僕も購入時には「なかなかするな」と思いました。

ただ、2024年1月から実際に徒歩キャンプで使ってきて、僕は買ってよかったと思っています。

特に重い荷物を背負ったときの快適さを考えると、僕にとっては納得できる買い物でした。

どんな人に向いている?

僕の使い方から考えると、次のような人には合うと思います。

  • 徒歩キャンプで荷物が多い
  • 2泊以上や冬キャンプで容量が必要
  • バックパックの軽さそのものより、背負い心地を重視したい
  • 外付けも積極的に使いたい
  • 駐車場からサイトまで距離があるキャンプ場でも使いたい

逆に、

  • 1泊中心で荷物が少ない
  • バックパック自体の軽さを最優先したい
  • 小さく畳んで収納したい
  • ストラップやコードが多いのが苦手

という人なら、もっと小さく軽いモデルも比較した方がいいと思います。

総評:登山をしない僕にも「専門メーカーの道具は違う」と感じさせた

僕にとってサースフェー 60+20は、初めて本格的に選んだ登山用バックパックでした。

だから、他の登山用大型バックパックと細かく比較することはできません。

それでも、徒歩キャンプで実際に重い荷物を背負って歩いてきて、「さすが専門メーカーの登山用バックパックだな」と感じています。

かなり入る。外にも付けられる。背中も暑くなりにくい。そして何より、重い荷物を背負って歩きやすい。

本体は重く、フレームも大きく、値段も安くありません。

それでも僕は、このバックパックを買ってよかったと思っています。

登山はまったくやらない僕ですが、徒歩キャンプ用としては最高でした。