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mont-bell シームレス ダウンハガー800 #3を実際に使ってレビュー|寝相が悪い僕がマミー型を選べた理由

白岩渓流園キャンプ場で使用しているシームレス ダウンハガー800 #3。青いシュラフをコットとマットの上に広げた、実際の寝床です。
白岩渓流園キャンプ場で使用しているシームレス ダウンハガー800 #3。青いシュラフをコットとマットの上に広げた、実際の寝床です。

僕が現在、一番よく使っているシュラフが、mont-bell(モンベル)の「シームレス ダウンハガー800 #3」です。

2025年8月から使っています。

僕はファミリーキャンプを始めてから10年以上、ずっと化繊のシュラフを使ってきました。

それが徒歩キャンプを始めたことで、「もっと小さく、もっと軽くしたい」と思うようになり、初めて本格的にダウンシュラフを選ぶことになりました。

ただ、僕にはひとつ大きな問題があります。

ものすごく寝相が悪いんです。

腹ばいで寝るうえに、膝を横へ突き出すような姿勢になり、さらに一晩に何度も寝返りを打ちます。

そのため、身体に沿うマミー型シュラフはずっと避けていました。

そんな僕が最終的に選んだのが、伸縮性を特徴のひとつにしているシームレス ダウンハガー800 #3でした。

僕が使っている旧モデルの仕様

項目本人所有の旧モデル
ブランドmont-bell
製品シームレス ダウンハガー800 #3
品番#1121401
T Comfort4℃
T Limit-1℃
ジッパーR/zip
使用開始2025年8月
本人実測重量682g
購入時ラベル価格36,300円

※682gはメーカー公称重量ではなく、僕の所有品を収納状態で実際に量った値です。

※36,300円は購入時の旧モデルラベルに記載された価格です。

※2026年現行モデルとは仕様・価格等が異なる可能性があります。

僕のシュラフは、巨大なファミリー用から始まった

僕が最初に使ったシュラフは、LOGOS(ロゴス)の「丸洗い寝袋ファミリー・2」です。

2012年6月から使い始めました。

当時、娘はまだ2歳になる少し前。

家族3人で寝られるように2つ用意し、妻と娘で1つ、僕がもう1つを使っていました。

ファミリーキャンプでは快適でしたが、とにかく大きい。

収納した状態でもかなりのサイズがあり、2つ積むと車の荷室でも存在感があります。

当時は車でキャンプへ行くことしか考えていなかったので、それでも特に困りませんでした。

ファミリーキャンプ時代に使っていたLOGOS 丸洗い寝袋ファミリー・2。右側に収納状態の寝袋が2つ積まれています。当時は車移動だったので、この大きさでも特に気にしていませんでした。
ファミリーキャンプ時代に使っていたLOGOS 丸洗い寝袋ファミリー・2。右側に収納状態の寝袋が2つ積まれています。当時は車移動だったので、この大きさでも特に気にしていませんでした。

その次がLOGOS ウルトラコンパクトシュラフ・2

娘が成長すると、ファミリー用の寝袋だけではだんだん使いにくくなり、2015年4月から「LOGOS ウルトラコンパクトシュラフ・2」を1つ追加しました。

名前の通り、丸洗い寝袋ファミリー・2と比べれば、収納サイズはかなり小さくなりました。

僕の記録では、丸洗い寝袋ファミリー・2は約1.7kg、ウルトラコンパクトシュラフ・2は約1.1kg。

化繊シュラフとしてはコンパクトで、僕はこれを10年近く快適に使ってきました。

しかもウルトラコンパクトシュラフ・2は、2026年の今でも現役です。

車キャンプだけなら、このサイズでも大きな不満はありませんでした。

次に使い始めたLOGOS ウルトラコンパクトシュラフ・2。車載時のサイズも最初のファミリー用よりかなり小さくなりました。それでも徒歩キャンプを始めると、このサイズと約1.1kgの重さが気になるようになりました。
次に使い始めたLOGOS ウルトラコンパクトシュラフ・2。車載時のサイズも最初のファミリー用よりかなり小さくなりました。それでも徒歩キャンプを始めると、このサイズと約1.1kgの重さが気になるようになりました。

徒歩キャンプを始めたら「ウルトラコンパクト」でも大きかった

状況が変わったのは、僕が徒歩キャンプを始めてからです。

徒歩キャンプでは、電車やバスを使うとしても、最後は自分で荷物を背負ってキャンプ場まで移動します。

すると、それまで「かなりコンパクト」と思っていたウルトラコンパクトシュラフ・2さえ、大きく感じるようになりました。

約1.1kgという重さも、徒歩キャンプでは無視できません。

そこで、徒歩キャンプとソロキャンプ用に、もっと小さくて軽いシュラフを探すことにしました。

その結果たどり着いたのが、mont-bell シームレス ダウンハガー800 #3です。

ダウンにすると、収納サイズがまるで違った

ウルトラコンパクトシュラフ・2も化繊としてはかなり小さく収納できます。

でも、シームレス ダウンハガー800 #3に替えると、その差はかなり大きく感じました。

収納袋に入れたシームレス ダウンハガー800 #3を手に持った状態。徒歩キャンプでありがたいのは、バックパックへ収めやすいこの小ささです。
収納袋に入れたシームレス ダウンハガー800 #3を手に持った状態。徒歩キャンプでありがたいのは、バックパックへ収めやすいこの小ささです。

僕の所有品を収納した状態で実際に量ると682gでした。

僕の所有品を収納状態で実測すると682gでした。メーカー公称値ではなく、実際に僕が使っている個体を量った値です。
僕の所有品を収納状態で実測すると682gでした。メーカー公称値ではなく、実際に僕が使っている個体を量った値です。

以前使っていた約1.1kgのウルトラコンパクトシュラフ・2と比べると、重量だけでもかなり減ります。

それ以上に徒歩キャンプでありがたいのが、収納したときの小ささです。

バックパックへ入れる道具は、ひとつひとつ数百グラム、数リットルを削っていくことが重要になります。

シュラフだけでこれだけ小さくできるのは、かなり大きな違いでした。

でも僕はマミー型が嫌だった

軽量・コンパクトなダウンシュラフを探すと、候補の多くはマミー型になります。

ここが僕には問題でした。

僕は寝るときに腹ばいになり、膝を横へ大きく突き出すことがあります。

さらに何度も寝返りを打ちます。

一般的な封筒型シュラフでも窮屈に感じることがあり、暖かい時期はジッパーを完全に開いて、ほとんど布団のようにして寝ることもありました。

だから身体に沿うマミー型は、長い間「自分には無理だろう」と思っていました。

NANGAと迷って、最後は「伸びるモンベル」を選んだ

ダウンシュラフを選ぶとき、候補にしたのがmont-bellとNANGA(ナンガ)でした。

当初は、防水性を持たせたモデルがあるNANGAにかなり気持ちが傾いていました。

徒歩キャンプでは雨も怖いので、防水という言葉はかなり魅力的です。

ただ、調べていくうちに、モンベルのシュラフは伸縮性を考えた作りになっていることを知りました。

僕にとっては、防水性以上に「寝ているときに身体を動かせるか」のほうが重要です。

そこで最終的に、シームレス ダウンハガー800 #3を選びました。

実際に使ってみて、シームレス ダウンハガー800 #3が何でも自由にできるほどめちゃくちゃ伸びるわけではありません。

それでも、僕が以前イメージしていた窮屈なマミー型よりは身体を動かしやすく、寝相の悪い僕でも比較的快適に眠れるようになりました。

マミー型の窮屈さが気になっている人にとって、この伸縮性はシームレス ダウンハガー800 #3を選ぶ理由のひとつになると思います。

暑い時期にジッパーを開けられることも重要だった

僕がこのモデルを選んだ理由は、もうひとつあります。

ジッパーをかなり下まで開けられることです。

僕は暑い時期、シュラフを完全に閉じず、布団のような感覚で使いたいことがあります。

購入時には、モンベルの上位モデルとして防水性を持つ「ドライ シームレス ダウンハガー900 #3」も候補にしました。

ただ、僕が比較した当時のモデルでは、こちらは僕がしたかった「暑い時期に布団のように使う」という用途には合いませんでした。

そのため、僕にはシームレス ダウンハガー800 #3のほうが合っていました。

僕にとっては、スペック上の上位モデルだから良いというより、自分の寝方や使い方に合うかどうかのほうが重要でした。

#3は僕にとって一番使える期間が長い

モンベルには対応温度の異なるシュラフがいくつもあります。

その中で僕が最初の1つとして選んだのが#3でした。

理由は、春・夏・秋の3シーズンで使いやすいからです。

僕の所有している旧モデルのラベルには、

T Comfort:4℃ T Limit:-1℃

と記載されています。

ただし、これは僕が持っている旧モデルの表示です。

僕が使っている旧モデルの表示。T Comfort 4℃、T Limit -1℃と記載されています。2026年現行モデルではなく、僕が2025年に購入したモデルの情報です。
僕が使っている旧モデルの表示。T Comfort 4℃、T Limit -1℃と記載されています。2026年現行モデルではなく、僕が2025年に購入したモデルの情報です。

また、僕自身は「Limitまで大丈夫」とは考えていません。

寒さの感じ方は人によって違いますし、マット、服装、湿度、風、テントなどでも大きく変わります。

僕の場合は、表示されているLimitより5℃くらい高いところが実際の限界という感覚です。

つまり僕自身の使い方では、LimitよりもComfort側を下限の目安として考えることが多いです。

これは製品の性能値を否定するものではなく、あくまで僕自身が実際に寝たときの感覚です。

よいところ

小さく収納できる

徒歩キャンプではこれが非常に大きいです。

化繊シュラフから替えると、バックパックの中で占める体積がかなり減りました。

軽い

僕の所有品は収納状態で実測682gでした。

以前使っていたLOGOS ウルトラコンパクトシュラフ・2より、かなり軽くなりました。

3シーズンで使いやすい

僕の場合、春から秋までかなり幅広く使っています。

現在所有している4種類のシュラフの中でも、対応できる時期が広いため、一番出番が多いシュラフです。

身体の動きに合わせて伸びる

寝相の悪い僕にとって、これが購入理由としてかなり大きかった部分です。

マミー型が苦手な人にも、一度候補に入れる価値があると思います。

ジッパーを大きく開けられる

暖かい時期には、閉じ切らず布団に近い使い方ができます。

僕にはこれがかなり重要です。

長期保管用の大きな袋が付いている

ダウンを長期間ぎゅっと圧縮したままにせず、ゆったりした状態で保管できます。

キャンプから帰ったら小さな収納袋に入れっぱなしにせず、僕は保管用の大きな袋へ移しています。

気になるところ

値段は高い

化繊シュラフと比べると、やはりかなり高価です。

僕が買った旧モデルの購入時ラベルには36,300円とあります。

購入時の旧モデルのパッケージ。品番#1121401とラベル価格36,300円が確認できます。現在の販売価格ではありません。
購入時の旧モデルのパッケージ。品番#1121401とラベル価格36,300円が確認できます。現在の販売価格ではありません。

買った翌年にモデルチェンジした

僕が購入したのは2025年。

そして2026年にはモデルチェンジされました。

しかも新しいモデルの価格を見たら、僕が買ったときより安くなっていて、これはちょっと悲しかったです。

この記事で紹介している僕の所有品は、現在販売されているモデルではなく1世代前のものです。

現行品を購入する場合は、最新の公式仕様を確認してください。

防水シュラフではない

ダウンは濡らしたくないので、徒歩キャンプでは特に防水対策を意識しています。

バックパック内でも濡れないようにすることを前提に使っています。

温度表示は自分の体感と同じとは限らない

これはこの製品だけの話ではありません。

シュラフの温度表示を見て「Limitが-1℃だから-1℃まで自分も快適」と考えるのは危険だと思っています。

僕の場合はかなり余裕を見ています。

初めて使う気温では特に、安全側で考えたほうがいいです。

結局、今持っているシュラフで一番出番が多い

現在、僕は用途の違うシュラフを全部で4種類持っています。

その中で一番出番が多いのが、シームレス ダウンハガー800 #3です。

真冬専用ではありません。

逆に真夏だけなら、もっと簡単な寝具でもいいことがあります。

でも春・夏・秋を中心に「とりあえず1つ持って行くならどれ?」と考えると、僕の場合はこれになります。

小さくて、軽くて、対応できる時期が広い。

そして

何より、マミー型をずっと避けていた寝相の悪い僕でも使えています。

徒歩キャンプを始めてシュラフの大きさや重さが気になり始めた人や、マミー型の窮屈さが心配な人には、候補のひとつとしてかなり面白いシュラフだと思います。

まとめ

ファミリーキャンプを始めたころは、車に巨大なシュラフを2つ積んでいました。

その後、よりコンパクトな化繊シュラフに替え、それでも徒歩キャンプでは大きいと感じ、最終的にダウンシュラフへ。

僕にとってシームレス ダウンハガー800 #3は、単に暖かいシュラフではなく、

「徒歩キャンプでも持って行きやすく、寝相の悪い僕でも使えるシュラフ」

でした。

シュラフ選びは、対応温度だけでは決まりません。

収納サイズ、重さ、寝方、身体の動かしやすさ、ジッパーの開き方。

自分が実際にどう寝るのかまで考えて選ぶと、かなり答えが変わると思います。

管理人あれちん管理人あれちん

最初のファミリーキャンプ用シュラフから考えると、ずいぶん小さくなりました(笑)。 昔は車に巨大な寝袋を2つ積んでいても何とも思わなかったのに、徒歩キャンプを始めると数百グラムや収納サイズまで気になるようになる。 キャンプのスタイルが変わると、同じ「寝袋」でも欲しいものがまったく変わるんだなと実感しました。 そして僕の場合、軽さ以上に重要だったのが「寝相が悪くても使えること」。 マミー型を避け続けていた僕が一番よく使うシュラフになったので、これはかなり気に入っています。