Helinox(ヘリノックス)のチェアワンを使い始めて、その座り心地と収納性がかなり気に入りました。
ただ、徒歩キャンプに持っていくとなると、チェアワンでも少し重い。
そこで購入したのがHelinox チェアゼロです。
実際に使ってみると、とにかく軽い。そして小さい。
スペック上の数字を見ても軽いのですが、実物を持ってみると数値から想像する以上に「これだけ?」と感じる軽さと小ささがあります。
徒歩キャンプでは今ではかなりお気に入りのチェアです。
一方で、座り心地だけを比べればチェアワンの方が好みです。
実際に両方所有して使っていると、この2脚は「どちらが上か」ではなく、キャンプスタイルによって使い分けるチェアだと感じています。
チェアゼロを買った理由
もともと使っていたのはチェアワンです。
チェアワンを買ってみたら、これが想像以上に良かった。
座り心地が良く、収納するとかなりコンパクト。それまで使っていたアウトドアチェアから大きく軽量化できました。
ただ、徒歩キャンプをするようになると話が変わります。
車ならまったく気にならないチェアワンの重量も、すべてのキャンプ道具を自分で背負って歩くとなると、少しでも減らしたくなります。
そこで購入したのがチェアゼロでした。
結果として、徒歩キャンプとの相性は抜群でした。

良いところ① とにかく軽い
チェアゼロの一番の魅力は、やはり軽さです。
「軽量チェア」という説明だけでは、この商品の良さはなかなか伝わりません。
実際に収納状態で持ってみると、「椅子なのにこんなに軽くていいの?」と思うくらいです。
徒歩キャンプでは、テント、寝袋、マット、調理器具、食料、水など、すべての重量が積み重なります。
その中で「ちゃんと座れる椅子」をこの重量で追加できるメリットはかなり大きいです。

公式のスタッフバッグ込み重量は531gですが、手元の個体を実測すると543gでした。
良いところ② とにかく小さい
軽さと同じくらい気に入っているのが収納サイズです。
バックパックにキャンプ道具を詰めていると、重量だけではなく容積もかなり重要になります。
チェアゼロは収納すると非常に小さいので、バックパックの中や外側に追加しやすい。
スペック表でサイズを見る以上に、実際に荷物の中へ入れたときの「邪魔にならなさ」が印象的です。

徒歩キャンプにはかなりおすすめ
僕の場合、チェアゼロが一番活躍するのは徒歩キャンプです。
連泊キャンプなら座り心地を優先して別のチェアを選びますが、荷物を背負って移動するキャンプならチェアゼロ。この使い分けになっています。
「徒歩キャンプだから椅子を諦める」のではなく、チェアゼロなら椅子を持っていく選択肢を残せる。これはかなり大きいです。
登山で椅子が欲しい人にもよさそう
僕自身は主に徒歩キャンプで使っていますが、登山では荷物をさらに軽くしたいので、必ず持っていく道具ではないと思います。
それでも、「多少重量が増えても、ちゃんとした椅子に座りたい」という人なら、登山でも候補になると思います。
キャンプだけではなく、ピクニックや子どもの運動会など、ちょっとアウトドアチェアを持っていきたい場面にも使いやすいと思います。
大きなアウトドアチェアを持っていくほどではない場面で、このサイズと軽さはかなり便利です。

商品情報
2025年6月から使用中です。
| 項目 | Helinox チェアゼロ |
|---|---|
| 重量 | 509g |
| スタッフバッグ込み | 531g |
| 使用時サイズ | 幅50.5 × 奥行46 × 高さ64cm |
| 収納時サイズ | 幅10 × 奥行10 × 高さ35cm |
| 座面高 | 28cm |
| 耐荷重 | 120kg |
上記はモンベル公式商品ページで確認できた客観情報です。
座り心地はチェアワンの方がいい
もちろん、良いところばかりではありません。
チェアワンと両方使っていて最も大きく感じる違いが座り心地です。
僕はチェアワンの方が快適だと感じます。
そのため、重量をそれほど気にしなくていいキャンプなら、基本的にはチェアワンを選びます。
逆に、座り心地より軽さを優先したい → チェアゼロ、という使い分けです。
ここは購入前にかなり重要なポイントだと思います。
チェアワンを実際に使った感想は、Helinox チェアワンの記事はこちら。
軽すぎるので風には注意
チェアゼロの最大の長所である「軽さ」は、状況によっては弱点にもなります。
とにかく軽いので、風が強い場所では注意が必要です。
人が座っているときはいいのですが、席を離れるときなどは特に気をつけています。
軽量化を徹底した製品だからこその注意点です。
子どもが使うときは脚にカバーを付けることも
子どもと2人でキャンプへ行くときには、僕はチェアワン、子どもはチェアゼロ、という組み合わせで使うことがあります。
これがなかなか快適です。
ただ、チェアゼロは非常に軽く、状況によっては少しバランスが気になることがあります。
そのため、子どもが使うときには、脚に取り付ける少し重量のあるカバーを付けて使うことがあります。
安定感を補える一方で、当然そのぶん重量は増えます。
そのため、重量を減らしたい徒歩キャンプではこのカバーは使っていません。
用途によって付けたり外したりしています。
冬は難燃カバーを使用
チェアワンと同様に、チェアゼロも火の粉には気を使います。
特に冬キャンプでは焚き火の近くで使うことが多いため、僕は難燃カバーを付けて使用しています。
せっかく軽量なチェアに追加装備を付けることにはなりますが、焚き火の近くで安心して使うためにはこちらを優先しています。

連泊には持っていかない。でも出番は多い
僕の場合、連泊キャンプにチェアゼロを持っていくことは基本的にありません。
長時間座るなら、より座り心地の良いチェアを選びます。
それでもチェアゼロの出番はかなりあります。
- 徒歩キャンプ
- 荷物をできるだけ少なくしたいキャンプ
- 登山などで椅子を持っていきたいとき
- ピクニック
- 子どもの運動会
- ちょっと外で椅子を使いたいとき
こういう場面では非常に便利です。
値段は安くない。でも満足度はかなり高い
チェアゼロは、アウトドアチェアとして考えると決して安い製品ではありません。
「このサイズの椅子にこの値段?」と思う人もいると思います。
僕自身も価格だけを見れば安いとは思いません。
それでも実際に使ってみると、この軽さ・小ささでちゃんと使える椅子を作っていること自体に価値があると感じます。
購入後の満足度はかなり高いです。
チェアワンとチェアゼロ、どちらを選ぶ?
両方を使っている僕の結論はかなりシンプルです。
快適さを優先するならチェアワン。
軽さと収納サイズを優先するならチェアゼロ。
車で行く普通のキャンプなら、僕はチェアワンを選ぶことが多いです。
一方で徒歩キャンプなら、チェアゼロの圧倒的な軽さが魅力になります。
チェアワンが気に入ったからこそ、「もっと軽くしたい」と思って買ったチェアゼロ。
結果としてどちらか一方が不要になったわけではなく、今では用途によって使い分ける2脚になっています。
チェアワンとチェアゼロの違いについては、別記事で実際に両方使って感じた違いを詳しく比較します。


徒歩キャンプなら、チェアゼロはかなり頼れる椅子です。座り心地はチェアワンの方が好みですが、軽さと小ささのメリットはかなり大きいので、今では完全に使い分けています。