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Helinox ライトコットを実際に使ってレビュー|軽くて小さい。でも誰にでもおすすめではない

Helinox ライトコットを実際に使って感じた軽さ・収納サイズ・寝心地と、幅の狭さや組み立ての力加減、向いている人を実体験ベースでレビューします。

テント内で実際の寝床として使用しているHelinox ライトコット

Helinox(ヘリノックス)のライトコット。名前の通り、とにかく軽いコットです。

そして収納するとかなり小さい。

コットワン コンバーチブルを使ってすっかりコットが気に入った僕が、「徒歩キャンプや小さなソロテントでもコットを使いたい」と思って購入したのがライトコットでした。

実際に使ってみると、コットとしてはかなり軽く、収納サイズも小さい。

寝心地も僕としてはまずまず満足しています。

ただし、コットワン コンバーチブルのように、「コットが欲しいならまずこれがおすすめ」という製品ではないと思っています。

幅は少し狭く、組み立てにはそれなりに力が必要。そして値段も高い。

僕にとってライトコットは、「軽いコットが必要な理由がはっきりしている人」に向いた製品です。

コットワンが気に入り、もっと軽いコットが欲しくなった

現在、車で行くキャンプではHelinox コットワン コンバーチブルを一番よく使っています。

コットワンを実際に使って感じたことは、Helinox コットワン コンバーチブルの記事はこちら

組み立てやすい。寝心地がいい。収納すると小さい。重量も比較的軽い。

何か一つだけが突出しているというより、全体のバランスが非常に良く、僕にとっては総合力の高いコットです。

ただ、徒歩キャンプとなると話が変わります。

コットワンは車キャンプでは十分軽く感じますが、すべてのキャンプ道具を自分で運ぶ徒歩キャンプでは、やはり重い。

また、小さなソロテントや河原でのキャンプなど、できるだけ装備をコンパクトにしたい場面でも使えるコットが欲しくなりました。

そこで探し始めたのが軽量コットです。

サーマレスト ウルトラライトコットとも迷った

購入時には、サーマレスト ウルトラライトコットとも迷いました。

どちらも軽量コットとして候補にしていました。

最終的にライトコットを選んだ理由は、僕が比較したときにはライトコットの方が組み立てやすそうに感じたこと。

そして、すでに使っていたHelinox コットワン コンバーチブルへの満足度がかなり高かったことです。

「コットワンがこれだけ良かったなら、ライトコットも使ってみたい」という気持ちもありました。

最終的にHelinox ライトコットを選びました。

良いところ① とにかく軽い

ライトコット最大の魅力は、やはり軽さです。

もちろんコットなので、徒歩キャンプで何も考えず追加できる重量ではありません。

それでも、「コットとして考えればかなり軽い」と感じます。

コットワン コンバーチブルを徒歩キャンプへ持っていこうとは思いませんが、ライトコットなら、「今回はコットを持っていこうかな」と考えられる重量です。

この違いはかなり大きいです。

良いところ② 収納するとかなり小さい

重量と同じくらい重要なのが収納サイズです。

徒歩キャンプでは、重さだけではなく、バックパックの中や外にどう収めるかも重要になります。

ライトコットは収納するとかなりコンパクト。

「コットを持っていく」という選択肢を、徒歩キャンプでも現実的に考えられるサイズになっています。

車への積載ではそれほど気にしない数センチの違いでも、自分ですべて運ぶとなると意味が変わります。

収納袋に入れたHelinox ライトコット
収納袋に入れた状態です。

良いところ③ 寝心地もまずまず

軽量化したコットですが、寝心地についても僕はまずまず満足しています。

もちろんコットワンとはサイズ感や使い勝手が違います。

それでも、「軽さを優先した結果、寝るのがつらい」という感じではありません。

徒歩キャンプなどで地面から離れて寝られるメリットを得ながら、重量と収納サイズを抑えられる。ここがライトコットの魅力だと思います。

別角度から見たHelinox ライトコットの寝床
実際の寝床を別角度から見たところです。

商品情報

2025年8月から使用。現在は徒歩キャンプや小さなソロテント、子ども用のコットとして使い分けています。

項目Helinox ライトコット
重量1,206g
スタッフバッグ込み重量1,248g
使用時サイズ長さ187×幅58×高さ12.5cm
収納サイズ幅55.5×奥行き13×高さ13cm
耐荷重(静荷重)120kg

上記は2026年8月26日時点で確認できたモンベル公式商品ページの掲載値です。

気になるところ① 幅が少し狭い

使っていてまず気になるのが幅です。

僕には少し狭く感じます。

軽量・コンパクトな製品なのでトレードオフになる部分ですが、ゆったり寝たい人には気になる可能性があります。

コットワン コンバーチブルと同じ感覚で選ぶと、サイズ感の違いを感じると思います。

気になるところ② 組み立てには力が必要

ライトコットは、組み立てにそれなりに力が必要です。

ここはコットワン コンバーチブルとの大きな違いです。

コットワンはレバー機構のおかげで、脚をかなり楽に取り付けられます。

一方、ライトコットは同じ感覚ではありません。

ジェットコットのような「広げてジッパーを閉めるだけ」という構造でもありません。

生地とポールと脚パーツを並べたHelinox ライトコット
生地、サイドポール、脚パーツを並べた状態です。

僕が所有している3台で比べると、設営・撤収の楽さはTIMBER RIDGE ジェットコット、設営しやすさと総合力はHelinox コットワン コンバーチブル、軽さはHelinox ライトコットという違いがあります。

設営・撤収の簡単さを重視するなら、TIMBER RIDGE ジェットコットの記事はこちら

ライトコットを選ぶなら、軽さと引き換えに、設営時の楽さは多少妥協すると考えておいた方がいいと思います。

脚パーツの取り付け構造が分かるHelinox ライトコット
脚パーツ側の構造です。

気になるところ③ 値段は高い

ライトコットも決して安いコットではありません。

特に、「初めてコットを買ってみよう」という人にとっては、かなり高く感じると思います。

そして僕の場合、初めてのコットとしてライトコットを積極的にはおすすめしません。

理由は価格だけではありません。

ライトコットの良さは、「軽量・コンパクトであることに価値を感じる使い方」をして初めて生きると思うからです。

徒歩キャンプにはギリギリ持っていける

僕にとってライトコットは、「徒歩キャンプにギリギリ持っていこうと思えるコット」です。

軽いから毎回持っていく、というほどではありません。

徒歩キャンプでは、コット以外にもテント、シュラフ、マット、食料、水、調理器具などをすべて運びます。

その中にコットを追加する以上、ライトコットでもそれなりの重量増になります。

そのため僕の場合、徒歩キャンプでも使い分けています。

連泊なら持っていく。でも1泊なら基本的に持っていかない

徒歩キャンプで連泊するときは、ライトコットを持っていくことがあります。

一度運んでしまえば、複数日の睡眠を快適にできるからです。

一方で、徒歩で1泊するだけなら基本的には持っていきません。

1泊のためにコットの重量を追加するより、荷物を軽くする方を選びます。

つまり同じ徒歩キャンプでも、連泊なら持っていくことがある、1泊なら基本的には持っていかない、という使い分けです。

河原のソロキャンプでも使っている

もう一つライトコットを使うのが、ソロテントで河原などに泊まるときです。

地面の状態によっては、「今日はコットがあった方がいいな」と思うことがあります。

そういう場面で、コットワンより軽く小さいライトコットは使いやすいです。

小さなソロテントで使えるコットが欲しかったことも、購入理由の一つでした。

河原のソロキャンプサイトで使用しているHelinox ライトコット
白岩渓流園キャンプ場の河原で使用しています。

子どもとキャンプするときにも使っている

子どもと一緒にキャンプへ行くときにもライトコットを使っています。

この場合は、自分はコットワン コンバーチブル、子どもはライトコットという組み合わせです。

これがかなり使いやすいです。

2台とも大きく重いコットにするより荷物を抑えられます。

ライトコットは、こうした2台目のコットとしても使いやすいと感じています。

荷物を減らしたいなら、椅子兼コットという使い方もよさそう

ライトコットは、単純に寝るためだけの道具と考えなくても面白いと思っています。

例えば荷物を減らしたいキャンプで、椅子を持っていかず、ライトコットを座る場所としても使う。そして夜になったら、そのまま寝床にする。

こういう使い方なら、チェアとコットの2つを持っていく必要がなくなります。

僕自身が毎回この使い方をしているわけではありませんが、ライトコットの軽さとサイズを生かす方法として相性はよさそうです。

河原のキャンプサイト全体とHelinox ライトコット
白岩渓流園キャンプ場で、小さなソロテントと組み合わせて使っているときの全体像です。

最初のコットとしてはあまりおすすめしない

コットが欲しい人に、「どれを買えばいい?」と聞かれたら、僕ならまずコットワン コンバーチブルをおすすめすると思います。

価格は高いですが、組み立てやすさ、収納サイズ、重量、寝心地のバランスが非常に良いからです。

一方でライトコットは、誰にでもすすめる製品ではありません。

「なぜ軽いコットが必要なのか」ここが明確な人向けです。

ライトコットが向いている人

  • 徒歩キャンプでもコットを使いたい
  • 連泊時の寝心地を良くしたい
  • 小さなソロテントで使いたい
  • 車からサイトまで荷物を運ぶ距離が長い
  • 子ども用など、2台目のコットを軽くしたい
  • キャンプごとに道具を使い分ける
  • 軽量化のためにチェアとコットを兼用したい

逆に、「初めてコットを買うので、とりあえず良いものが欲しい」という人なら、僕はライトコットよりコットワン コンバーチブルを先に検討します。

まとめ|軽さが必要な理由がある人にはかなり魅力的

Helinox ライトコットは、僕が持っているコットの中で一番軽いコットです。

そして収納サイズも小さい。寝心地もまずまず。

一方で、幅は少し狭い。組み立てには力が必要。そして値段も高い。

そのため、「軽い=誰にでも一番おすすめ」ではありません。

僕の場合は、車キャンプはHelinox コットワン コンバーチブル、設営・撤収の簡単さ最優先ならTIMBER RIDGE ジェットコット、徒歩キャンプ・小さなソロテント・子ども用ならHelinox ライトコット、という使い分けになっています。

ライトコットは最初の1台というより、「自分がなぜ軽いコットを必要としているのか分かっている人」に向いた製品だと思います。

用途が合えば、この軽さと小ささはかなり魅力的です。

管理人あれちん管理人あれちん

ライトコットは、誰にでも最初にすすめるコットではありません。ただ、徒歩キャンプや小さなソロテントで軽さと小ささを優先したいときにはかなり便利です。用途がはっきりしている人にはとても相性がいいと思っています。